Copan Ruinas, Honduras |
城下町であるCopan Ruinasも、遺跡(Copan Ruinas)と同じ名前が付けられるほど。
コパン独特の特徴を持つ石像彫刻たち。
高浮き彫りや丸彫りが、他のマヤ遺跡に見られない特徴らしい(Wikipediaより)。
植物をモチーフにした装飾や丸みを帯びた顔が、どことなくアンコール遺跡やインドの仏教彫刻と似ているようにも見える。
その他、小~中規模のピラミッドが狭い範囲に散らばっている。
それなりに見応えはあるのだが、グアテマラのティカルと比較すると規模は遥かに小さく、チチェンイツァ等と比べてもピラミッドは小ぶりで、正直地味な印象は否定できない。これだけのためにホンジュラスに来ることを勧めるか?と聞かれたら迷わずNoだろう。
AD5世紀から9世紀に栄えたコパンはマヤ文明の王朝の一つで、森の中に当時のピラミッドの遺構や彫刻が残されている。
遺跡は街から歩いて行けるくらいの距離にある。
入口から遺跡に通じる道では鸚鵡が何羽も放し飼いにされていて、なぜか栗鼠も鸚鵡と一緒になって餌を啄んでいる。
鸚鵡は何か喋っていたが、スペイン語なので何言ってるのか分からない。
鸚鵡は何か喋っていたが、スペイン語なので何言ってるのか分からない。
コパン独特の特徴を持つ石像彫刻たち。
高浮き彫りや丸彫りが、他のマヤ遺跡に見られない特徴らしい(Wikipediaより)。
植物をモチーフにした装飾や丸みを帯びた顔が、どことなくアンコール遺跡やインドの仏教彫刻と似ているようにも見える。
遺跡の中心にあるグラン・プラサには祭壇のような低いピラミッドがあり、周囲に小高い丘のようピラミッドが配されている。コパン王朝末期に建設された象形文字の階段には保護のために布屋根がかけられていて若干興を削ぐが、リリーフは精緻だ。
それなりに見応えはあるのだが、グアテマラのティカルと比較すると規模は遥かに小さく、チチェンイツァ等と比べてもピラミッドは小ぶりで、正直地味な印象は否定できない。これだけのためにホンジュラスに来ることを勧めるか?と聞かれたら迷わずNoだろう。
◆◆◆
コパン・ルイナスを後にして、次の目的地、ニカラグアのマナグアに向かうため移動を開始する。
バスでまずサンペドロ・スーラに行き、そこから飛行機でサンサルバドル経由でマナグアへと行くルート。中米は国同士の飛行機移動が不便で、しかもチケットはやたらと高い。
バスは少し遅れたがなんとか飛行機に間に合う時間にサンペドロ・スーラの街に到着。
バスターミナルから空港までタクシーで向かう道中に見える街並みは、人の姿が疎らで、昼なのに閑散としている。
なお、サンペドロ・スーラはここ数年世界の危険な都市ランキング(人口当たりの殺人事件発生率ベース)で1位を独走している。
このランキングを見るとTop 20を全て中南米の都市が占め、Top 50でも殆どが中南米。
僅かにランクインしている南アとアメリカの都市が、これが中南米のランキングではなく世界ランクであることを気付かせてくれる。あくまで殺人の当局による認知・発表件数という統計をベースにしているため、あのヨハネスブルグのランクが低く、他のアフリカ勢やイラク・アフガン等が入っていない等、旅行者の肌感覚とは少し違うが、中南米を甘く見てはいけないことを再認識。
それにしても、サンペドロ・スーラはホンジュラス第2の都市で、殆どの国際便の発着地なのに、この殺人率は異常である。
にもかかわらず、●き方には、この街の危険情報が一切触れられておらず、普通の街として呑気に観光地を紹介している。酷い手落ちとしか言いようがない。
にもかかわらず、●き方には、この街の危険情報が一切触れられておらず、普通の街として呑気に観光地を紹介している。酷い手落ちとしか言いようがない。
そんなサンペドロ・スーラを飛び立ち、再びサンサルバドルに降り立った後、マナグアへと向かう。
マナグアも当然治安は悪いので、宿の主人に空港でのピックアップをお願いしておいたら、とても物腰が柔らかく、丁寧で親切な(そしてGっぽい)オーナーが迎えに来てくれていた。
ホテルは例によってTripadvisorで上記だったHotel La Pyramide。
その名の通り、入口を入るとすぐに正気とは思えない、もとい珍妙なピラミッド型の建物が鎮座し、違う種類の不安で一杯になる。幸い、通された部屋は安宿と中級ホテルの間くらいの割と普通の部屋だった。
ホンジュラス旅行記/コパン遺跡観光/サンペドロ・スーラ観光/マナグア滞在