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Tikal
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ティカル行きのシャトルは時間どおりに朝8時に来た。満員御礼。
道中寝てたかったのだが、子連れガイドがひたすらしゃべり続けてうるさかった。しかもスペイン語と英語で同じ内容を繰り返すから話が長い。ガイドなしのシャトルだけのはずだったが、もしかしたらシャトル会社にいくらか払って、現地でのガイドの勧誘のために車内でガイドさせてもらってるのかもしれない。

ティカル到着後も、全員分の入場券をガイドが自分で持って配らず、ツアーガイドみたいに全員を引率し始めたので、ガイドとか団体行動が大の苦手な自分はさっさと入場券を取り返して離脱する。


メインの遺跡たちにたどり着くまで、入り口から10~15分ほどジャングルの中を歩く。涼しくて快適。
それにしても、メジャーな観光地なのに全然人がいない。



ジャングルを抜けると、急に目の前にI号神殿が現れた。
でかい!急! 既にこの時点でチチェン・イツァを超えるインパクト。




I号神殿とII号神殿の間のGrand Plazaを中心に、北と南にはそれぞれノース・アクロポリス、サウス・アクロポリスという階段状の遺構がある。なんでアクロポリス?と思うが、とりあえずギリシャ語で呼んでみたということか。
建物の規模といい、ジャングル内に点在してるところといい、雰囲気がアンコールワット周辺の遺跡に似てなくも無い。





遺跡のあちこちにクジャクみたいな鳥がウロウロしてる。
頭にオレンジのブツブツがあって、アップでみると若干気持ち悪いw





Grand Plazaを離れてジャングルの道を南に向かうと、木の間から突然V号神殿の姿が現れる。
これも驚くほど大きくて見ごたえがある。IV号神殿に次ぐ2番目の高さとのこと。
以前はV号神殿は登れたみたいだけど、今回は階段の下5メートルくらいが壊れていて登れないようになっていた。残念。



7つの神殿の広場。例のクジャク系の鳥が大勢うろうろしてる。




なぜか「失われた世界」と呼ばれてるゾーンへ。
ここのピラミッドが唯一下から頂上まで歩いて登れた。



そしていよいよメインのIV号神殿へ。
IV号神殿からは有名なジャングルの海にピラミッドが点在している光景が見られるらしいので期待も膨らむ。
木の間から見えるとIV号神殿は見上げるほど高い。





頂上からは、広大なジャングルと遺跡のパノラマが広がる。
広大なジャングルにII号神殿、I号神殿、III号神殿、V号神殿、失われた世界の頂上が浮き出ており壮観そのもの。雲の移ろいに合わせてジャングルの陰影も刻々と変化し美しい。
狭い階段状になっているが、人が少ないせいかプライベート感満載。




遺跡のあちこちで見かけたアライグマ的なハナグマ。
この写真はそうでもないけど、全員しっぽが立っていて首長竜状態。有名なネッシー写真のトリックを思い起こさせる。


細かい遺跡も含めて全部周ると丸一日必要だが、要所を周るだけなら5~6時間くらいで回れる。
相当見ごたえがあり、ティカルだけのためにグアテマラを訪れる価値があると思う。