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卒業
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ついに、というべきか、ロースクールの卒業式を迎えた。
LLMは9ヶ月間しかなく、大学や高校は勿論、司法修習よりも短いのだが、高密度の時間を過ごしたお陰でそれなりに感慨深いものがある。それに大学の卒業式は出なかったので、本格的な卒業式は初めて。


卒業式の初日は、大学全体の卒業式(Commencement)が行われる。
有名なLow Library前の広場が一面座席で埋め尽くされ、学部や各大学院の学生達が一同に会する。


どのスクールも、その特色を表す小道具を入場の時に振ってアピールするのが慣例になっている。例えばジャーナリズム・スクールは新聞、SIPAは地球儀といった具合。ちなみにロースクールは裁判官が持つハンマーだったが、正直小さくてショボい・・


学長のKeynote Speechが終わると、各スクールの代表から短いスピーチがあった。
自分のスクールの番が来た卒業生達から歓声が上がる。


ロースクールは小道具が小さすぎて、リアクションが目立たなかった。
全体の卒業式は朝早いのでスキップするか迷ったのだが、なかなか壮大なページェントだった。


Commencementの夜は、エンパイアステートビルもコロンビアのスクールカラーのbaby blueに染まる。

◆◆◆


翌日のロースクールの卒業式は、Butler Libraryの前のテントで行われた。
天気は生憎の豪雨。スケジュールも後ろ倒しになり、急遽コロンビアロゴ入りの折り畳み傘が配られた(どこに用意してたんだろうか?)。


式の最中も荒れ模様で、卒業生代表の帽子が飛んだりする始末。
学長のスピーチは冗長で不評だったが、alumnusであるPreet Bhrara氏のスピーチは巧みで惹きつけられた。

これで晴れて一区切り。気の利いた所感でも書きたい所だが、特に思いつかないので止めておく。
月末までの束の間の休暇の後は、しんどいNY Barの勉強が始まる。