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DCの桜
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有名なポトマック川沿いの桜を見にクラスメイト達とワシントンDCに行くことになった。
今年の開花は遅く、予定も延び延びになっていたのだが、この週末に咲くことを期待して見切り発車。出発の日の朝4時くらいまで飲んでいたので、そのまま帰宅して着替えてまた出掛け、ペンステーション脇のバス停から早朝のバスでDCへ。
バスは汚いが、値段がAmtrakの10分の1なので仕方ない。



バスはDCのチャイナタウンに到着。タクシーでホテルに向かった。
通りには時々桜の花が咲いていて、若干ホッとする。全く咲いていない訳ではないらしい。


と思ったら、ポトマック川沿いやTidal Basinの桜は全く咲いていなかった。
アメリカはやはり東京に比べると開花が遅いのか・・・ムダ足とまでは言わないが、最大の目的が果たせず一同落胆。
DC自体は普通に暖かいのに咲いてないとは、やはり冬の気候が肝心なんだろう。それにしても残念。



辛うじて日当たりのいい一本の枝垂れ桜だけ5分咲きくらいだったので、一応記念に撮影しておく。
アップにしてしまえば分からないし。




桜は早々に諦めて、National Mallを歩く。
Martin Luther Kingの演説で有名なReflecting PoolやLincoln Memorial。
リンカーン像は予想外に巨大で、他も全て無駄に広い。狭い地域に極度に集積されたNYとは正反対の街づくりだ。
必要以上に広く、左右対称の建物が多いのは計画的に建設された首都(ブラジリアとかイスラマバードとかキャンベラとか)に共通の仕様だが、割と歴史のあるDCまでそれが当てはまるのは、ある意味当時から世界を先取りしていたのかもしれない。さすがアメリカである。


桜の代わりにマグノリアの花が街中で咲いていた。
別に桜じゃなくてもこれで十分綺麗な気もしてきた。



ホワイトハウスとその住民(リス)。
ホワイトハウスの前は当たり前だが異常に警備が厳しく、車両の突入を防ぎ、銃撃戦の場合に楯になるコンクリートブロックが置かれている。これも当たり前だが、ホワイトハウス自体は非常によく手入れされて美しい建物だ。



DCは繁華街というものが殆どなく、飲みに行く店もあまりない上に早く閉まるので、酒を買って部屋飲みしようと思ったら、酒が売ってる所もなかなか遠い。

酒屋の店員が妙にフレンドリーだと思ったら、落ち着いて考えてみたら妙なのはNYの感じの悪い店員に馴れてしまっているこっちの方だった。以前誰かがFBでニューヨーカーの特徴を挙げた記事をシェアしてたが、その中に店員に親切な言葉を掛けられると"Excuse me?"と聞き返してしまう、というのがあった。なぜアメリカの中でもNYだけ別格に殺伐としているのかは謎だが、自分も知らず知らずに馴れてしまっていたのかもしれない。

例によって全員30代でトランプをしながら夜は更けていく。