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Porto Belo
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Porto Belo, Panama
パナマシティは大して見るものがないので、日帰りでポルトベロに行くことにした。
カリブ海に面した要塞群があり、一応世界遺産になっている。以前何かの番組で空撮の映像を見たことがあるが、海に面した緑の芝生に覆われた要塞の姿は、実に旅情を誘うものだった。


ポルトベロへ行くにはパナマシティからコロン行きのバスにのり、途中Reyというスーパーの角で降りて、ポルトベロに行くバスに乗り換える。別に終点のコロンまで行ってそこで乗り換えてもいいのだが、コロンは極度に治安が悪いのでなるべく近づかないようにこのルートを使うのが一般的らしい。

ちなみにポルトベロは終点ではないので、バスが来る度に周りの人にあれはポルトベロに行くか?と聞いて回らなければならない。しかも往々にしてバスは乗客を満載していて座れないのが当たり前だ。更にポルトベロ方面のバスは少なく、1時間ほど待って漸く目的地まで行くバスを見つけた。一応世界遺産なのにこのアクセスの悪さはハイレベルである。


意外と苦労して辿りついたポルトベロは、一言でいえば死んだような町だ。
通りに人の姿は少なく、静かで、長年の風雨で黒ずんだ家々の軒先にはやる気が全くない男たちや犬が座り込んでいる。
活気という言葉からは最も遠い所にあり、動くものと言えば、この街をパススルーしていく街道を走る車だけ。
土曜日だからこんな状態なのだと信じたい所だ。

肝心の砦は非常に慎ましい規模で、控え目に言ってもあまりスペクタキュラーではない、という表現が当てはまるだろう。
週末なのに地元民も含めて観光客は全くおらず、あまり人気のあるスポットではないことが伺える。
基本的に海(といっても狭い湾なので川にしか見えない)に面して狭い芝生の帯と低い石垣があり、赤茶色に錆びた大砲の砲身が残されているのが全てである。そして野良犬がウロウロしている。



なんだかあまり行く価値がない場所のように書いてしまったが、そんなことはなく、大航海時代やカリブの海賊が好きな人々にとては堪らない場所なのかもしれないし、それ以外の人もパナマで時間を持て余していたら行ってみてもいいのではないかと思う。