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ヨハネスブルグのダウンタウン
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Downtown Johannesburg, South Africa

世界有数の危険都市として名高いヨハネスブルグ。
これまでも何度か空港に降りたりソウェトを観光したことはあるものの、今回の旅行では治安が悪いダウンタウンに立ち入るのはなるべく避けてきたのだが、スワジランド(ムババネ)行のミニバスに乗り換えるためにダウンタウンのパークステーションからタクシーランクに移動する羽目に。ムババネ行のミニバスはこの辺ではヨハネスからしか出ていないので仕方がない。

タクシーランクの場所がよくわからなかったので、バスがヨハネスのパークステーションに到着したらアテンダントに行き方を聞いてみたら、バス会社(Intercape)の従業員が連れて行ってくれるという。ありがたい。


ヨハネスのパークステーションは大きく近代的で、周辺の治安はヨハネスの中でも最悪の部類と言われるが、中にいる限りは特に問題ない。そういえば、12年前にもハラレ行のバスに乗るためにハラハラしながらこのターミナルに来たことを思い出した。

 タクシーランクはパークステーションに隣接した屋外にあり、ターミナル内とは一変して本格的なヨハネスの雰囲気だ。この辺は強盗多発地帯なので、Intercapeの従業員の付き添いがなければ危なかったかもしれない。


無事スワジ行のミニバンの前まで連れて行ってもらい、問題なく乗車できた。大助かりである。一応チップをZAR10渡す。バスは割とすぐに発車した。ムババネまで200ランド。

タクシーランクを出ると、そこはヨハネスの危険地域であるダウンタウン。
ワールドカップを経て治安は向上しているはずだが、昔とあまり雰囲気は変わっていない。


市内でも最も治安が悪いといわれているヒルブロウ(Hillbrow)地区を通過。 一見穏やかで、それと知らないと分からないだろう。
なお、Hillbrowには犯罪者の巣窟として世界的に名高いポンテシティアパートメントがある。 5階までゴミで埋まっている、入ったら数十秒で殺される、等々色々と大袈裟な噂があるビルだ。現在では大分改善したらしいが、54階建の高層ビルなのに窓ガラスが所々欠けていたり、依然として外観は荒廃している。

ビビリながらもなんとか無事にダウンタウンを脱出。
バスはここよりは幾分平和なはずのスワジランドを目指して一路快適なハイウェイを走る。

南アフリカ旅行記:ヨハネスブルグのダウンタウン/ヒルブロウ