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アフリカから遠く離れて
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A Window, Victoria Falls, Zimbabwe

ついに帰国の日。
別にゴダールのファンではないし、遠く離れた戦場に思いを馳せる趣味があるわけではないが、旅を終えてアフリカを離れる時が来て、快適な世界に戻れる嬉しさを感じながらも、多少なりとも感傷的な気分になってしまう。


いつもどおり目を覚まし、遅めの朝食を食べ、帰国の飛行機に乗るためにリビングストンの空港へと向かう。
空港はザンビア側なので、一度国境を越えなければならない。


ヨハネスブルグ行の飛行機がリビングストンを離陸すると、右手にすぐにビクトリアの滝が見えてきた。
水煙が高く舞い上がり、呆れるほど広い川が谷に向かって落ちているのがよく見える。


この旅で4回目のヨハネスブルグに降り立ち、Wifiでネットをしながらトランジットの時間を潰す。
ここからカイロを経由してNYまでは遠い道のりだ。


これまでブラックアフリカには4回来たが、今後またアフリカを訪れることはあるのだろうか。アフリカの旅はきつく、アフリカ人にはイラっとさせられることが多く、メシは今一で見所は少なく、物価も安くない上に治安は最悪だ。しかし、それでもまたやはりアフリカには来るのだろうという予感がある。アフリカにはやはり独特の引力がある。

今回の旅でアフリカ南部に残して来た宿題の多くは果たせた気がするが、中央部や西アフリカはまだまだ未訪国も多いし、行ってみたいところは山ほどある。何しろ未だにアフリカ大陸の国の半分も訪れてないのだ。今後いつ、どういう形でアフリカに戻ってくるのかは分からないが、いつか今回の旅を思い出しながら再度この地を訪れる機会があればいいと思う。