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Back to Tana
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タナに帰る便に乗るためにモロンダヴァ空港に向かう。出発時刻が8:00に変更されたので、念のために6:00に空港に着いたのだが、早めだったせいか空港の建物内はほぼ無人。
チェックインを済ませて朝食を食べながら待っていると、ホテルのキーを間違って持って来てしまったことに気付く。チェックインカウンターの職員にChez Maggieのスタッフを知ってるか?と聞くと知ってる、とのことだったのでキーを渡すように頼む。小さい町なのだ。


飛行機は意外にも(変更後の)定刻に出発。
どういうわけか、この空港は手荷物検査も金属探知機もなかった。こんな空港9.11後では初めてかもしれない。なぜマダガスカルの航空マネジメントはかくも徹底していい加減なのだろうか。


帰りの機体は、往路と打って変わって大型のプロペラ機(もちろん自由席)だった。
しかし乗客数自体は往路と同じくらいなので殆ど空席だ。機体の運用もデタラメである。


モロンダヴァを離陸すると、眼下にバオバブが点在する平原が広がる。
地上では巨大なバオバブも、上空からだと地表から突き出た棘のように見える。


山岳地帯を越えたときにハート形の湖を見かけた。
上空から見るマダガスカルの土や川の色は血のように赤い。


空港からタナへ。
晴れていると、3日前に来たときの雨天の陰惨な印象はまるでない。



タナは丘の上に築かれた町で坂が多い。


今日はクリスマスなので、着飾って教会に行く人々を大勢見かける。
祝祭的な空気が漂っていて、気分が上がる。

◆◆◆

今日の宿はTripadvisorでタナ1位だったLokanga Boutique Hotel。Wifi込、朝食なしで288,000アリアリ(約130ドル)。マダガスカル的にはやや高いが、丘の上にあって眺望が素晴らしく、20世紀前半に建てられた洋館のフレンチコロニアルな内装もGood。スタッフもプロで親切で、非常におすすめできるホテル。


部屋の窓からはタナが一望の下。


内装もコロニアルな感じでなかなかよい。
ダブルベッド×1とシングルベッド×1という変則的な組み合わせ。



ホテルのレストランのテラスからの眺めは素晴らしい。
マダガスカルは格安でうまいフレンチが食べられることで有名だが、ここのレストランもなかなかレベルが高かった。


マダガスカルの前菜盛り合わせ。串焼きとサモサは屋台でもよく売ってるやつ。
レユニオン風の餃子がパクチーとレモングラスが効いててかなり旨かった。


何の魚だったかな。
旨かったが見ての通りソースがかなり濃厚。