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アンタナナリボのクリスマス
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クリスマスのアンタナナリボを散策してみた。ホテルは高台にあるので、低地にある中心部を目指して歩いて下っていく。タナは治安がよくないが日中であれば普通に歩くことは可能。浮浪者多いけど。
タナは有名な観光地はほぼ存在しないと言っていいが(郊外にアンブヒマンガという世界遺産の古い宮殿があるがあまり人気がなく観光客は大抵スルーする)、強いて言えば坂が多く、フランスとアフリカとアジアとアラブが入り混じった独特の街並みが見所。


ホテル近所の見晴らし台。
丘の上にあって眺めがいい。


ホテルから坂を少し下ると女王宮殿があった。1995年に放火で焼け落ち、今では再建工事が完了した模様だが、内部はいまだに伽藍堂。 ガイド希望者が入口に屯していて、結構しつこく声をかけてくる。


女王宮殿から少し下った所にあった王国時代の裁判所。なぜかドーリア式の列柱を持つギリシャ風。西洋風の建物を採用する先進性(?)と半屋外の原始的な建物という組み合わせが非常にミスマッチだ。
こんな所でホントに裁判をしてたのだろうか?


ちなみにタナの反対側の丘の麓には田んぼと住宅が広がっている。


マダガスカルの子供は写真を撮ってもらいたがりだ。
両手を挙げるのと、ヒップホップスターみたいなポーズがメジャーな模様。


親がミサに出ている間、教会の外で遊んでた子供。
ちょっと格好が小ぎれいで反応も薄め。


中心街にあるBank of Africa - Madagascar。
クリスマスなせいか、町中も人通りが少ない。



アナラケリー・マーケットに通じる大階段。
なかなか壮観。


街角で時折カジノを見かけた。


独立通りの広場にて、サンタと記念撮影できるサービス。
どこから突っ込んでいいのか分からないが、とりあえずサンタ役のジイさんはサービス精神ゼロで笑顔が一切無く、完全にやる気ないバイト状態だった。黒いサンタなんて正直反応に困ってしまうが、当人たちは至って自然。
考えてみれば、日本人が演じるサンタも白人から見たらこんな感じなんだろうなぁ。

なぜかどこのサンタも、必ず前にソリではなくオフロード車のおもちゃが置いてある。雪が降らないマダガスカルでは、サンタはトナカイ&ソリじゃなくて4WDに乗ってくる設定なのだろうか??


広場に立つツリー。


ツリー前で記念撮影する人たち。
趣旨が分からずツリーの前に立たされて泣き出す子供。


このくらいの年齢になるとちゃんとポーズもとるのね~


聖歌隊もカジュアル。


原始的な輪投げ。しかし輪が小さすぎて、これはムリだろ。。。てゆうか1個も引っかかってないし。
縁日みたいに色々屋台が出て楽しい。


よく見かけるチキン&白い麺の料理。

牛の串焼き。

完全にやる気を失った綿アメ屋。


タナのタクシーは半分くらい古いシトロエンのエスカルゴでかわいらしい。

アンタナナリボ駅。


暗くなってきたのでホテルに戻ろうとするが、なかなかタクシーがつかまらず、しかもタナを流してる通常のタクシーはボロくてエンジンが非力なため、丘の上のホテルへは乗車拒否が多発。
仕方なくちょっと多めに払ってなんとか帰宅した。