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バオバブたち
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体調も若干回復したので、今日はキリンディー国立公園にキツネザルを見に行くことにした。
帰りにバオバブ街道に寄って、夕焼けのバオバブも見る予定。

値段はホテルのランクルを1日チャーターして200,000アリアリ(約90ドル、除公園入場料・ガイド料)。交渉するもこれ以上は下がらず。日帰りチャーターにしては割高だし、1人でこの価格は痛いが、病み上がりで街に出てタクシーと交渉する気もせず、時間も惜しかったのでこれで妥結。

なおキリンディーには公共バスでも行けないことはないが、その場合バスは公園入口までしか行かず、そこからロッジまで5キロ程歩かないといけないので、車をチャーターするのが一般的。


キリンディーまでの道は未舗装で、前日の雨で泥濘んでガタガタだ。
町を出ると、すぐにチラホラと巨大なバオバブが見え始めた。


最初に現れたのは双子のバオバブ。
幹が枝分かれ、もとい幹分かれしてる。どういう流れでこうなるのかかなり謎。


そして有名なバオバブ街道(Avenue of the Baobabs)に。すごい迫力。
バオバブ自体はアフリカ本土でよく見かけるけど、マダガスカルのは幹が凹凸が少なくてツルっとしてる気がする。



バオバブ街道からキリンディー方面に数キロ行くと、有名な「愛し合うバオバブ」(Baobabs Amoureux / Loving Baobabs)がある。幹が枝分かれし、互いに巻きつくように捩れてる。

途中、モロンダヴァから歩いて来たというフランス人カップルがヒッチしてきたので、愛し合うバオバブまで乗せてあげた。マダガスカルは旧フランス領だから旅行者はフランス人ばかり。母国語が通じる旧植民地を好んで旅行する旧宗主国のヨーロッパ人って多いけど、植民地気分が抜けないみたいでなんだかなぁ。



確かにきれいにらせん状に互いに巻きついている。
裏側にはカップルのものと思しき落書きがたくさん。
一番でかい落書きは中国人の王さんと馬さん。


キリンディ近くの村にて。