今日はフローレスからベリーズ・シティを経由してキー・カーカー(Caye Caulker)に移動。
前日に予約しておいたミニバンが朝5時にホテルまでピックアップに来た。
ベリーズ入国にはビザが必要で、歩き方やネットでは近年国境でビザが出にくくなっているとの情報があったので、無事ビザが取得できるかが今回の旅行の一番の懸案だったが、実際は用紙の記入・支払も含めて20分くらいであっさりビザをゲットできた。
国境を過ぎ、居眠りしてる間に午前9:00くらいにベリーズシティに到着。ベリーズシティはあまり治安が良くないのだが、折角なのでキー・カーカー行きのボートの時間まで中心部を少し観光することにした。
グアテマラはスペイン語+住民の殆どは原住民系だったが、ベリーズはイギリスが実効支配していたため英語が公用語で、住民はジャマイカあたりから連れて来られた黒人の子孫が多い。
確かに街を歩いていると、カラフルでのどかな町並みと裏腹に、黒人の野良びと(何をするでもなく通りでボーっとしてるかフラフラしてる人々)がそこら中にいて若干危なそうな雰囲気。でかいカメラを出して撮影するのが憚られる空気だ。
一日で最も暑い時間帯だから、人影も疎らで街は閑散としている。
それにしてもベリーズは暑い!完全に真夏の日差し。
NYで先週吹雪があったことが遠い過去のよう。
数少ない観光名所のひとつ、St. John's Cathedral。
その場にいたベリーズ人の観光客に聞いたところでは、木材はベリーズ産のマホガニーで外壁のレンガはイギリスからの船でバラストとして使われていたものを利用したとのこと。
大変エコで素晴らしいが、街の随一の観光地が廃材を利用した建物っていうのもどうなんだろうか。
裁判所。コロニアルかつ南国っぽい。
裁判所前の公園にはホームレスが20人くらい寝ててなかなか足を踏み入れにくい雰囲気だった。 地元民に聞いたら、メインストリートを歩く分には問題ないが、脇道には入るなとのこと。
有名な回転橋(Swing Bridge)の袂には裸足の子供が大勢遊んでて、こちらに気がつくと、金くれ!と近寄ってくる。子供の物乞いは多くの発展途上国で日常風景だが、主要都市のど真ん中で、物乞い専業ではない普通の子供が裸足で遊んでて、外国人を見かけたら物乞いをするというのはなかなかのレベル。
ボートの時間までボーっとビールを飲んで過ごす。
時間に追われずこうしていられるのは至福の時間。
なぜかベリーズではどこも瓶ビールの口にナプキンを巻いて出してくる。