ブルーノートにチック・コリアを聴きに行った。
この日はヴィブラフォン演奏家のゲイリー・バートンとの競演で、店内は満員御礼。ブルーノートは日本人の間で知名度が高いせいか、日本人客の姿もちらほら見かける。
我々は人数が多かったため、通されたのはステージのすぐ右の長いテーブル。
座っている限りチック・コリアの姿は殆ど見えず、ゲイリー・バートンが猛烈な勢いでヴィブラフォンを叩く姿しか見えないw。恥かしながらバートンのことは全く知らなかったのだが、演奏技術のあまりの凄まじさに感銘を受けたので調べてみると、ヴィブラフォン演奏の大家でグラミーを6回も受賞しているとのこと。素人目にも分かる超絶技巧だったので納得である。
そんなわけで、バートンの背中ばかり見ていたコンサートだったが、スタンダードで有名な曲も幾つか演奏してくれて、分かりやすく美しい演奏を堪能できた。