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リスボンへ
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Lisbon, Portugal
諸事情のためポルトガルのリスボンに行くことになった。
マイアミからNYに行き、NYでアパートを何件か内覧したその足で夜行のユナイテッド便でリスボンへ。NYはヨーロッパへの直行便が多いので便利。帰りの便はロンドン発のオープンジョーにした。
ポルトガルは初訪問。

Waiting for taxi, Portela Airport
空港に着いた途端、アメリカとは違う空気を感じる。
強い日差しは乾燥した夏の南欧のものだし、人々のファッションも違う。
タクシーでホテルへ向かう途中に窓から見える景色も、少し汚くて鄙びた感じはあるが、趣と歴史を感じさせる。やっぱりヨーロッパはいい。

ホテルはTripadvisorでリスボン1位だったHotel Britaniaを予約。名前的にイギリス系っぽいが、nが一つだしあまり関係ないようだった。1泊€130くらいで部屋も綺麗、サービスもいい。円高もあってリスボンはホテルが安い。立地が観光の中心のバイシャやアルファマから少し離れているが、地下鉄ですぐなので特に問題なし。なかなかいいホテルだった。

Hotel Britania

Hotel Britania

Breakfast Room
ホテルの近くにはマルケース・デ・ポンバル広場(Placa do Marques de Pombal)と高級ブランド店とマロニエの並木が並ぶリベルダーデ大通り(Avenida da Liberdade)があり、山の手な雰囲気。
旧市街のような古めかしい趣はないが、瀟洒で美しい界隈だ。

Placa do Marques de Pombal

Avenida da Liberdade

A Pretty Prada Boutique

Under Marronnier Trees

Quintessential Portuguese Style Decorative Tile, with a Dragon Motif

Hard Rock Cafe, As Always

Metro

マルケース・ド・ポンバル広場の上の坂には細長いエドゥアルド7世公園がある。
上りきった巨大なポルトガル国旗の下からは、数キロ先のテージョ川まで見下ろすことができて眺めが素晴らしい。
坂の町リスポンらしいスポットだ。

Eduardo VII Park

Eduardo VII Park

Eduardo VII Park

公園の近くにRitzとFour Seasonsの2つの看板を掲げたホテルがあった。
外観がいまひとつな感じだったので堂々と偽ブランドホテルを営業してるのか?と一瞬思ったのだが、ちゃんとしたFour Seasonsのホテルらしい。

よく老舗ホテルが世界的ホテル・チェーンの傘下に入るとき、ブランディングの観点からホテルチェーンの名前の後に従来からの名称を引き続き使う場合があるが(日本だとウェスティン都ホテルとか)、ここもその一例。とはいえ競合チェーンの名前を残すなんて・・・と思ったが、調べてみるとヨーロッパの伝統的高級ホテルであるRitzと、あのRitz Carlton(マリオットグループ傘下で実質的にアメリカ企業)は今は全く資本関係がないらしく、その意味でも問題がないということなんだろう。

Four Seasons Hotel Ritz Lisbon
Dali Inspired Construction Cover