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Alfama, Lisbon |
テージョ川に面した丘の上にあるアルファマはリスボンで最も古く美しい地区で、曲がりくねった坂道の両側に古くからの街並や史跡が残る。ロンプラ曰くアルファマはポルトガルのNo.1アトラクションらしい。
Miradouro
リスボンには到る所にMiradouroと呼ばれる展望台があるが、アルファマにあるポルタス・ド・ソル(Miradouro das Portas do Sol)は中でも最も有名だろう。坂道をサン・ジョルジュ城に登っていった中ほどのトラムの通り道にあり、アルファマからテージョ川にかけての美しい眺めが広がり、絶景。まさにリスボンを代表する景色。
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A Guitarist at Miradouro das Portas do Sol |
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Miradouro das Portas do Sol |
今リスボンでは帆船レースが開催されているらしく、テージョ川の岸に背の高い帆船が何隻も停泊していた。
アルファマの街並みといい、帆船といい、過ぎ去った時代に連れ戻されるような感覚に陥る。
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Tall Ships |
サン・ジョルジュ城から更に奥に進んだセニョーラ・ド・モンテの展望台からは、サン・ジョルジュ城とテージョ川にかかる橋、リスボンの市街を同時に俯瞰することができる。いい眺めだが、見える景色はサン・ジョルジュ城の展望台とよく似ているので、あえて足を伸ばす必要性は低いかもしれない。
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Miradouro da Senhora do Monte |
Alfama
アルファマは丘に立つ旧市街なので、当然細い路地が迷路のように巡らされ、所々教会や、修道院、夜になるとファドを聞かせるレストランなどが点在している。建物の多くは寒色系のタイルか暖色系のパステルカラーで塗られている。
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A Church |
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A Greenish Restaurant |
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It really was steep |
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Typical Tiled Building with Balconies |
St. George Castle
サン・ジョルジェ城は丘の上に鎮座して下界を睥睨している。
要塞としての歴史は紀元前2世紀まで遡るが、幾多の戦乱と地震のために数え切れない増改築を経ているので、様々な時代の建物が混在している。
建物自体は小ぶりで正直大した事なく、大砲が並ぶ城壁の上には巨大な松の樹木が茂り、ネコがうろつき、公園みたいな雰囲気。但し丘の上の立地と眺望は最高。なんだかマンションの広告みたいだが。
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Positively Medieval |
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Yin and Yang |
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Hibiscus |
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A Resident Cat |
サン・ジョルジェ城からやや坂を下ったあたりにサン・ビンセンテ・デ・フォーラ修道院がある。
典型的なルネサンス後期(マニエリスム)の建築で、白壁が青い空に映える。
建物内部の装飾は大したことなかったが、中庭は美しく、屋上からの眺めがよい。
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Monastery of São Vicente de Fora |
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Ditto |
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Church of Santa Engrácia / from Monastery of São Vicente de Fora |
Lisbon Cathedral
アルファマの坂道をバイシャ方面にほぼ下りきったあたりにリスボン大聖堂がある。
名前からしてもきっとリスボンを代表する大聖堂なんだろう。
一応Wikiを見てみると12世紀の建設らしく(もっとも例によって地震で壊れているので、現在の姿になったのは20世紀初頭)、リスボン市内で最古の教会らしい。
内部は・・・・見た感じは普通の聖堂。前の通りをひっきりになしにトラムが通る。
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Lisbon Cathedral |
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Lisbon Cathedral / Tram |
Alfama at Night
夜のアルファマは基本的に静かだが、ディナーに合わせてポルトガル民謡のファドを聞かせるレストランが多いので、それなりに人通りはある。ライトアップされた細い路地はそれなりに風情があるが、バーや人々がチルしている広場があるわけではないので、ファド以外は別に夜の魅力がある地区ではない。
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Alfama Skyline at Dusk |
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A Narrow Alley |
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At Fado Restaurant |
アルファマの一番下のあたりに「くちばしの家」(Casa do Bicos)という家がある。
17世紀に建てられ、これまでの地震も生き残ってきたらしいのだが、この建物、ファサードがなんとくちばしのようなトゲトゲで覆われている。当時のイカれた前衛的な芸術家が設計したのだろうが、今見てもかなりのインパクト。酔っ払って見にいくとそのイカれ具合が親身に感じられるので楽しいです。
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Casa dos Bicos |
Tall Ships
展望台から見えた、帆船レースに出場する船も観にいってみた。
巨大なマストを持つ船が大量に並んでいて実に壮観。こんなにまとめて帆船を見るのは初めて。
ポルトガルで帆船なんてまるで大航海時代だが(実際Amerigo Vespucciという名前の船があった)、帆船がこんなにスマートで綺麗だとは知らなかった。一度実際に海を走っているところを見てみたい。
ちなみに
Tall Ships` Racesと呼ばれるこのレースはSail Training Internationalという団体が毎年主催しているらしく、大会のサイトによれば今年のコースはサン・マロ (フランス) – リスボン – カデス (スペイン) – ア・コルーニャ (スペイン) – ダブリン (アイルランド)。場所はヨーロッパと決まっているが、寄港地は毎回変わるっぽい。
結構大掛かりなイベントらしく、会場では屋台が出たり、無料のコンサートが行われたりしていて夜でも人出は多く、家族連れやカップル達が船を見に来ている。
それにしてもこれらの船、相当建造と運航にコストがかかると思うのだが、まさかこのレースのためだけに維持されているとも思えず、誰がどういう目的で所有・維持管理しているのか謎だ。オラクルの会長みたいなビリオネアの好事家が大勢いるのだろうか。
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Tall Ships - Literally |
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Creoula |
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NRP Sagres III |
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Quite spectacular |