 |
| Hakkasan, Hell's Kitchen |
中華屋らしくないヒップな内装で、入口脇のスペースではUBSの人たちがパーティーをしていた。なぜここで？
WikipediaによればロンドンのWest Endに本店があり、マイアミ、アブダビ、ドバイ、ムンバイ等にも支店があるらしい。インテリアの雰囲気や店舗展開がどこかのNobuみたいだな、と思ってたら、やはりネット上で「中華版Nobu」との評価があったw
ちなみにMichelin 1つ星。
 |
| Egg Soup |
 |
| Crispy Chicken |
元々ミシュランはフレンチと和食に甘く、中華とイタリアンに辛口な傾向があるが、NYの大甘ミシュランの下ではその中華ですら極めて甘く採点されているという印象を拭えない。同じ１つ星でも東京とは全くレベルが違う。
例えば、私が普段ローテーションしている近所の4軒の中華屋（どこも１食20ドル以内で食べられる典型的な「近所の中華料理屋」）があるのだが、ミシュランガイドを見るとその内の１軒が1つ星、更にもう１件が星はついてないものの推薦リストに載っていて、心底ビビったものである。Lan Shengという１つ星の方の店は、店員が店の前の歩道で堂々とタバコを吸っていて、筆者も部屋着にサンダルのままで行くような極めて庶民的な店で、味もごく普通である。
東京だと2013年版Michelinでは2つ星が小熊飯店のみ、１つ星が冨麗華、チャイナブルー、Masa's Kitchen 47、桃の木というハイレベルな顔ぶれで、Senseや厲家菜、ヘイフンテラス、龍天門等の名店ですら星を失って今では無冠という有様。本場の香港も同様で、3つ星の中華はたった1軒で（Four Seasonsに入ってるLung King Heen）、ヤントーヒンや福臨門本店も１つ星に過ぎない。
以上の違いは東京・香港とNYのレストランのレベルの埋めがたい差を物語っていると解するべきか、それともLan Shengには私が知らない極上メニューでもあるのか。今度Lan Shengで星に納得するような一品にお目にかかったら是非紹介したい。
Hakkasan
Chinese | West 40s311 W. 43rd St. (bet. 8th & 9th Aves.)
Manhattan, NY212-776-1818
Manhattan, NY212-776-1818
