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To Mauritius
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アンタナナリボからモーリシャス行の飛行機に乗り込む。フライトは1時間45分。乗客の大半はインド系だ。

アフリカ大陸南部がメインの今回の旅ではモーリシャスは唯一のビーチリゾートだが、段々一人リゾートが心身にこたえる年頃になりつつあることを自覚せずにはいられない。


イミグレの用紙には絶滅したドードー鳥の絵が印刷されていてサービス精神を感じる。
今日はポートルイスに泊まる予定だが宿は予約しておらず、しかもガイドブックも持ってきていないので、到着フロアのインフォメーションでホテル情報を聞いてみるが、インフォメーションなのに全然情報が無く、親切なんだけど全く頼りにならない。

タクシー運転手に聞いてみると、Gold Leaf Hotelなら多分空いてるぞ、とのことだったので連れて行ってもらう。タクシー代は交渉して1200モーリシャス・ルピー(約40ドル)。高いがこの時間ではバスもないし、空港からポートルイスは遠いのでこんなものか。インド系ばかりの国なので通貨までルピーだ。

空港からの高速道路は非常に綺麗に整備されていて、道沿いには近代的なショッピングモールやビルが立ち並ぶ。マダガスカルとは完全に別世界である。高速沿いには信託専門の法律事務所の広告や、PwC、KPMG、Accenture等、リゾート地には不釣合いなファームのオフィスを見かける。さすがインド洋随一のタックスヘイブン。イギリス領だったこともあるせいか、Barclaysの他、HSBC、Standard Chartered等の植民地系銀行の巨大なビルも見かける。


連れて行かれたGold Leaf Hotelは、見かけはヤバいが部屋はそこそこ綺麗だった。中華系の経営らしく中華料理店が併設されてる。2300MUR(約70ドルちょい)。物価の高いモーリシャスで妥当な所だろう。

夕食を食べにウォーターフロントまで行ってみる。
特に治安が悪いという話は聞かないが、通りはかなり暗かったので小走り。


ウォーターフロントはポートルイスで一番シャレオツなスポットらしく、確かに近代的で整然とショッピングモールやフードコート、レストランが並んでいる。建物とか電飾とかの雰囲気はシンガポールのクラーク・キーを数分の一の規模にしたような感じ。レストランもきれいだしメニューもなんだか近代的だ。


Tuna with seaweedを頼んだら、なぜかヒジキがのってた。まあ確かに海草だけど。
これで合計で約40ドル。東京やNYより若干安いくらいで、物価はほぼ先進国と同じ。


船形のカジノ。


飛行機でわずか1~2時間離れただけなのに、モーリシャスはマダガスカルとは大分異なる発展ぶりで、国際的なリゾートであること(&タックスヘイブン政策)の恩恵の大きさを実感。