学校の近くのブロードウェイ沿いにSmokeというジャズクラブがある。
一見老舗っぽく見えるが、実は1999年オープンと新しく、店名はあのハーヴェイ・カイテル主演の映画「Smoke」にちなんで付けられた。「Smoke」といえば、中学か高校の頃にわざわざ恵比寿のガーデンシネマまで観に行った記憶がある。懐かしい。煙の重さの量り方を知ってるか?ってゆう。あの頃のハーヴェイ・カイテルはアンゲロプロスの「ユリシーズの瞳」といい、本当にカッコよかった。
演奏は素晴らしかった。
意外に思ったのは、演奏中の私語禁止を客が律儀に守っていること。ヒソヒソ声の耳打ちすらない。
やはり本場ならではの音楽とミュージシャンへの敬意があるのだろうし、ジャズが東京より身近なこともあってマナーが行き渡っているのだろう。ともあれ、こうして気軽にジャズを聴きに行けるのはNYならでは。