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一衣帯水
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SWのモンゴルへの往路、ソウルで1泊することにした。
近くて遠い国、韓国。
訪れるのは6年ぶり2度目で、実に中国の10分の1以下の回数しか来たことがない。


金曜夜、羽田から大韓航空で金浦へ向かう。
ソウルに住む友人たちと飲む約束をしていたため、空港から仁寺洞(Insa-dong)へ。
真夜中近いスタートでも皆付き合ってくれるあたり、韓国人の義理堅さは日本人の比ではない。


大人らしく、上等のマッコリを飲み(中にはスパークリングのマッコリまであった)、キムチやチヂミを食べながら、ソウルっぽい夜を過ごす。NYのコリアンタウンで焼酎のビール割りを飲ませ合ってたのが遠い昔のようだ。

友人たちは大手法律事務所のパートナーや最高裁の調査官になっていたり、韓国法曹界ではtop tierのキャリアを歩んでいるのだが、それでも仕事はやはり大変なようだ。そして、韓国のリーガルマーケットも日本と同じ道を歩みつつあると皆声を揃える。

ちなみに、友人たちは全員日本に来たことがないらしい。台湾人の友人たちが平均10回くらい来日しているのに比べると随分な差である。近くて遠い、一衣帯水の仲。





3晩連続で深酒していたせいか、翌日午前中はホテルで寝て過ごした。
江南にあるRitz Carltonは中心街からは少し離れているが、サービスもハードもなかなかよかった。
Park Hyattほどスタイリッシュではないが、落ち着いた雰囲気。




昼過ぎ、どこか出かけたくなって、新沙洞(Sinsa-dong)へ。
繁盛してそうなローカルのレストランでチゲっぽい鍋を食す。辛いがうまい。





街路樹通り(Garosu-gil、カロスキル)は、東京でいう原宿・代官山あたりに相当する街だろうか。
ハイブランドはあまり見かけないが、地元のオサレブランドと思しき店が並び、裏通りには西洋風の、雰囲気重視の比較的安価なレストランが軒を連ねる。