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Peter Luger
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Peter Luger Steak House, Brooklyn
依然としてSandyの被害が続く中不謹慎な気がしながらも、Brooklynの超有名ステーキハウスのピーター・ルーガーに行ってきた。

地下鉄はタイムズスクエア以南はストップしているので、ミッドタウンで集合してタクシーをつかまえることにしたが、マンハッタン南部は暗いからと数台から乗車拒否される。ようやくMariottのタクシー乗り場から乗車してマンハッタンを南に向かうと、7avの20st以南は完全な闇の世界。街頭はおろか、店舗、アパート、ホテル、およそ全ての明かりが消えて、車のヘッドライトと交通整理の警官の振り回す照明くらいしか光がない。まるでI am LegendやVanilla Skyのような光景の中をタクシーは徐行しながら進む。日本人の感覚からすると、あの程度の嵐でここまで都市機能が麻痺するとはインフラが脆弱としか思えないが。。

車も少ないため特に渋滞することもなく店に到着。Sandyの被害の影響でガソリン代も高騰しているらしい。
いつもは予約がなかなか取れない店だが、今回はさすがにキャンセルが相次いだらしく店内はガラガラ。予約をした友人曰く、むしろ店からちゃんと来て欲しい旨の電話がかかって来たらしい。

The Waiting Bar
普段は横柄な接客で知られるこの店も、今日ばかりは非常に愛想がいい。
ステーキはポーターハウス、サイドは定番のベーコンとホウレンソウを注文。

Porterhouse with sides
味の方は、旨いものの、正直ピーター・ルーガーから暖簾分けしたWolfgang'sの方がジューシーで美味しかったように感じた。味の傾向は同じだが。また1人160ドルとNYステーキにしては結構いい値段。一度観光として訪れる価値はあるが、再訪は微妙かもしれない。